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リトルモア

『鄭義信戯曲集 たとえば野に咲く花のように/焼肉ドラゴン/パーマ屋スミレ』

鶴屋南北戯曲賞、読売演劇大賞、紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞グランプリ、芸術選奨文部科学大臣賞など数々の演劇賞を独占し、のちに映画化もされた傑作戯曲「焼肉ドラゴン」を含む、通称「在日三部作」を一挙収録した戯曲集。

「たとえば野に咲く花のように」
「焼肉ドラゴン」
「パーマ屋スミレ」
三つの戯曲には、在日コリアンである劇作家・鄭義信(チョン・ウィシン)自らの原風景が色濃くにじむ。

強制連行、炭鉱労働、朝鮮戦争、高度経済成長、困窮、差別……激動の昭和を、もがきながら、それでも笑みを忘れずに歩んだ人々の物語。

鄭義信
『泣くロミオと怒るジュリエット』

煤けた人と町に射す、一筋の希望。

数々の演劇賞・映画賞に輝く現在最重要劇作家・鄭義信が生み出した“最新版ロミ・ジュリ” ―― それは「再起」と「希望」の物語だった。

差別、困窮、情報に翻弄される人々……
鄭義信は、シェイクスピアの大古典にきわめて現代的なモチーフを込めた。
すべての困難を、2人の愛なら乗り越えられるのか?
笑いと詩情が横溢する物語でありながら、そこにはリアリズムがある。
不安が煤のように降りかかる今、読まれるべき一作。

桐山照史、柄本時生らが出演し、2020年2月より公演され大好評を博すも、コロナ禍であえなく公演中止に。再演を切望される傑作を体験できるのは本書のみ。

ミシマ社

白川密成
『ボクは坊さん。』

24歳、突然、住職に。
仏教は「坊さん」だけが独占するには、あまりにもったいない!
笑いあり、涙あり、学びあり!
大師の言葉とともに贈る、ポップソングみたいな坊さん生活。

映画『ボクは坊さん。』原作
主演:伊藤淳史 共演:濱田岳、松田美由紀、イッセー尾形、山本美月、溝端淳平 ほか

内田樹
『増補版 街場の中国論』

真の国力は「負けしろ」の多さで決まる。
日本は中国から見れば化外の民?
中華思想はナショナリズムではない――。
一本の補助線を引く。すると、日本人には不可解きわまりない、隣国の言動の意味が見えてくる。内田樹の「名推理」冴えわたる、誰も書かなかった「決定版・中国論」。

尹雄大
『モヤモヤの正体』

犯人は、「他者の不可解な行動」や「社会の空気」にあらず……

共感、個性、協調性、正しさ、「みんなが…」
――こうした言葉で、現代人が自らハマる罠を見事に解明!
身体に根ざした、本当の自信を取り戻す!

上阪徹
『書いて生きていく プロ文章論』

40万部突破の『プロ論。』他、ベストセラーを続々手がける著者が明かす、生きた文章論。
人に会い、人に聞き、人に伝える、テクニックを超えたコミュニケーションの心得。

小田嶋隆
『小田嶋隆のコラム道』

深遠かつ実用的、抱腹絶倒間違いなし。天才コラムニスト、本業を初めて語る!

「コラムは、道であって、到達点ではない。だから、コラムを制作する者は、方法でなく、態度を身につけなければならない。」
「(コラムの)書き出しに芸はいらないのである。」
「さよう。コラムは、メモとはまったく別の地点に着地することが多い。」
「「乗れている時は読み直すな」というポイントも、実は、「〆切」によってもたらされる」
……書き出し、オチ、文体と主語、裏を見る眼…天才コラムニストによる「超絶!文章術」。

内田樹氏との夢の対談も収録。

ミシマ社

平川克美『小商いのすすめ』

『移行期的混乱』で、「有史以来初めての人口減を食い止める方策は、経済成長ではない。それとは反対の経済成長なしでもやっていける社会を考想することである」と指摘した著者。
本書では、その社会のあり方として「小商いの哲学」を提示する。
「身の回りの人間的なちいさな問題を、自らの責任において引き受けることだけが、この苦境を乗り越える第一歩になる」
「いま・ここ」に責任をもつ。地に足をつけて、互いに支え合い、ヒューマンスケールで考える。
経済成長なき時代の生き方を描き、「小商い」というワードを世に広げたロングセラー。

若林理砂『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』

幸せってなにかわからないけれど、いつのまにか幸せを感じられるような体になってる。そんな本。(坂本美雨・ミュージシャン)

現代人よ、もっと、もっと、もっと寝よう!  体とのつき合い方がわかり、3カ月で不調が改善。 人気鍼灸師が実践する現代版・養生法
・寝る時間は、3重の締め切りを設定して死守する
・寝室と布団内の温度と湿度が、睡眠の質を決める
・食事の半分は野菜を食べる
・野菜多めの食養生が、花粉症も軽減させる
・運動は、約7分のラジオ体操だけでいい
・初期のインフルエンザも葛根湯で治せる…etc.
具体的なアドバイスが満載。 本書の現代版・養生を3カ月続けたら不調が改善、2年続けられたら、「自分はこんなに元気な人だったのだ」と思えるようになります。

北野新太『等身の棋士』

藤井聡太、加藤一二三、羽生善治――2017年、彼らがいた。 極限の状況で「最善」だけを探る。 高潔な棋士たちの群像を描く、傑作・将棋ノンフィクション!!
棋士という二文字は「将棋を指す侍」を示している。...一六〇人いる棋士たちは皆、自らが信じた将棋という勝負において光り輝くために戦っている。日夜の研鑽を積み、策略を謀り、勝利という絶対を追い求めている。――本文より

・人間の頭脳を最大限に駆使して互いの駒をぶつけ合う世界に、人は何故に熱狂し、感動させられるのだろうか。その答えが、きっとこの作品で見つけられるだろう。(文教堂書店青戸店/青柳将人)

・命がけにも思える将棋の深遠さに畏敬の気持ちを新たにしました。(喜久屋書店阿倍野店/市岡陽子)

・読むとなぜか少し寂しくなって、走りたくなる…(紀伊國屋書店広島店/池田匡隆)

・北野さんは将棋の伝道師の一人だと思っています。(丸善仙台アエル店/中崎悠人)

・私も命の炎をこんなにも燃やせるだろうか? そう考えずにいられなかった。(本の森セルバ岡山店/横田かおり)

※所属店・肩書は刊行当時のものです。

小田嶋隆『小田嶋隆のコラムの切り口』

こんなふうにも書けるのか!
枠組みを決めて書く  会話に逃げる  分析を装い、本音をぶち込む  オチをつける  長文も短文も、かように
天才コラムニストの技がいかんなく詰まった傑作コラム集。
ブログ、SNSなどの執筆の参考にも…
爆笑必至です。

いとうせいこう『ど忘れ書道』

私の崩壊。 その過程をみなさんに目撃していただきたいと思う。 忘れの天才がしたためた、9年間の怒濤の「ど忘れ」記録。 何の役にも立ちません。by著者
人前でなくて本当によかった。自分一人で考え事をしている最中であった。耄碌という次元を超えていると思った。背中に冷たい汗が流れた。「思い出す」という言葉を思い出せないということに、人格的な崩壊があった。(略)ああ、思い出すだ! と思い出したとき、安堵するより逆に恐くなった。そんな単純な言葉を忘れていたという事実に直面したからだ。もっと難解な言語だったらよかった。想起するとか、アウフヘーベンするとか、失念するとか、アプリオリな何かとか、そういうあれなら。――本文より

リトルモア

千松信也『けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然』

野生動物たちと日々行き交う、京都在住の猟師が綴る。 これからの自然を思う20のエッセイ。
昭和の里山は理想郷だったのか?  人里に動物が出没するのは森の荒廃が原因か?  自然は「手つかず」が理想か?  猟師は森の番人か?
前著『ぼくは猟師になった』から7年、猟師として山に入り続け、考え続け、さらには膨大な資料(詳細な注釈を収録)にあたるなかで練り上げられた現代猟師考。 狩猟採集生活の楽しみを綴るとともに、獣害問題をはじめとした自然の今とこれからについて深く考察する。
映画『僕は猟師になった』2020年夏より全国順次ロードショー!
獲って、さばいて、食べる。猟師・千松信也の暮らしに700日密着したドキュメンタリー。

千松信也『ぼくは猟師になった』

獲って、さばいて、食べる。 33歳わな猟師が、京都の山から見つめたもの。
「狩猟ブーム」の先駆けとなった1冊が、ついに電子書籍になります。 著者が、なぜ猟師になったのか、そのユニークな来歴をしるしています。
猟についても詳細で、千松さんの使う「くくりわな」のメカニズムの解説や、山を見つめどんなふうに「わな」を仕掛けるか、イノシシ、シカのさばきかた、調理法、皮のなめし方、さらに伝統の「無双網」猟についても、図や写真も多用し解説しています。 具体的な描写から、現代を生きる猟師の生活が見えてくるとともに、千松さんの生命への考え、自然への思いが綴られます。
映画『僕は猟師になった』2020年夏より全国順次ロードショー!
獲って、さばいて、食べる。猟師・千松信也の暮らしに700日密着したドキュメンタリー。

リトルモア

坂本大三郎『山伏と僕』

迷っていたら、山が、教えてくれた。
山に登り、滝に打たれ、ホラ貝を吹く ―― 自然の美しさにウットリする日本人の心を、はるか昔から、ずっと大切にしてきた山伏。 30歳、僕は偶然にも、その世界へ足を踏み入れた。
古来、自然環境に囲まれて日本人が営んできた暮らしや育んできた知恵、技術には、儀礼や信仰がもたらす面影がたくさん残されていました。 社会や共同体のかたちが変わりゆくなかで、野放しにされている人間の心は、これからどのようなものを生み出すのでしょうか。 崩れつつある古風な文化の代わりに生まれくるのは、どのような文化なのでしょうか。
山伏の姿から、現代人の「生き方」を見つめ直す一冊。
*単行本『山伏と僕』は現在、品切れ中です。

イ・ラン『悲しくてかっこいい人』

すべてが過ぎ去った後に ようやく君は泣くのかい?
シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。その多才さで韓国のカルチャーシーンにとどまらず、日本でも大きな存在感を放つイ・ランの、ひとりごとエッセイ。
ままならない日々の葛藤や疑問。生きることにつきものの労働、人間関係、孤独、退屈、自意識との戦い……。社会との接点を通して「いったい何者なのか」と自分をみつめる彼女の言葉には、同じ時代を生きるものの感覚が溢れます。
作り笑顔と「いいね!」の時代を揺るがす新しい書き手による、最高にチャーミングでユーモア満載の73篇。
「ほんとうにそうすべきか?」「何をしたら面白い?」「わたしは何になれるだろうか?」―― 問いかけに満ちたイ・ランの言葉を聴こう。

ミシマ社

三砂ちづる
『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』

女性が歳を重ねて生きる、それは「喜び」のほかない。
恋愛、結婚、出産、更年期…今ではほとんど語られなくなった、人類の深い知恵をもう一度。
・男と女が、結婚や性愛を超えて、人生を見届け合う関係
・社会活躍や恋愛や家族を超える、「献身」の幸せ
・からだの快を喜び、不快をはっきり伝える矜持
・子どもに許されることと、親を許すこと
・病気の友人や故人への想いを託す言葉を見つけること…etc.
酸い甘い、古今東西、人の生き死に。
越境する思考が、先が見えない時代の足元を照らす。

青山ゆみこ『ほんのちょっと当事者』

ローン地獄、児童虐待、性暴力、障害者差別、看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を「自分事」として考えてみた。
「ここまで曝すか!」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ
わたしたちが「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことなのではないだろうか。…みんなが隣にいる誰かへの想像力をもつようになれば、まわりまわって思いもかけない方向から、誰かがわたしの小さな困りごとを助けてくれる気がする。そういうのってなんだか素敵で、とてもふくよかな社会に思えるのだ。――「まえがき」より。

内田樹『街場の教育論』

「教育には、親も文科省もメディアも要らない!?」
「教師は首尾一貫していてはいけない!?」
「日本の教育が『こんなふう』になったのは、われわれ全員が犯人」
「教壇の上には誰が立っていても構わない」
「学校はどの時代であれ一度として正しく機能したことなんかない」
「『他者とコラボレーションする能力』の涵養こそ喫緊の課題」
学校、教師、親、仕事、宗教…… あらゆる教育のとらえ方がまるで変わり、「学び」の本質を見事に言い当てた、驚愕・感動の11講義!
混迷する日本を救う、現代必読書。

ナカムラケンタ『生きるように働く』

自分の時間を生きていたい。
毎月10万人が閲覧する、求人サイト「日本仕事百貨」を運営する著者、初の著書。
植物にとって、生きると働くが分かれていないように、私たちにもオンオフのない時間が流れている――著者自身、そして求人の取材で出会った人たちが、芽を出し、枝を伸ばして、一本の木になっていくまでの話。
ぼくは「日本仕事百貨」という求人サイトを運営している。職場を訪ねてインタビューし、それを求人の記事にまとめる。大切にしているのが、仕事のあるがままを伝えること。(略)求人というと、募集要項がメインとなることも多い。もちろん、福利厚生や給料だって、大切なこと。けれどそれだってひとつの枝葉に過ぎないんじゃないか。それよりも根っこに共感できるか。こちらのほうが大切なんじゃないか。 ――「はじめに」より

ミシマ社

森田真生『数学の贈り物』

いま(present)、この儚さとこの豊かさ。
独立研究者として、子の親として、一人の人間としてひとつの生命体が渾身で放った、清冽なる19篇。著者初の随筆集。

目の前の何気ない事物を、あることもないこともできた偶然として発見するとき、人は驚きとともに「ありがたい」と感じる。「いま(present)」が、あるがままで「贈り物(present)」だと実感するのは、このような瞬間である。――本書より

最相葉月・増崎英明『胎児のはなし』

経験していない人はいない。なのに、誰も知らない「赤ん坊になる前」のこと。
超音波診断によって「胎児が見える」ように――。新時代の産婦人科界を牽引した「先生」に、生徒サイショーが妊娠・出産の「そもそも」から衝撃の科学的発見、最新医療のことまで全てを訊く。全人類(?)必読の一冊。
出産経験のある人も、ない人も、男性も――読んで楽しくて、ためになる!

松村圭一郎『うしろめたさの人類学』

市場、国家、社会… 断絶した世界が、「つながり」を取り戻す。
その可能性を、「構築人類学」という新たな学問手法で追求。
強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある!
「批判」ではなく「再構築」をすることで、新たな時代の可能性が生まれる。
京都大学総長・山極壽一氏推薦!

リトルモア

坂口恭平
『まとまらない人 坂口恭平が語る坂口恭平』

稀代の芸術家か? 革命家か? 誇大妄想狂か?
光速変幻自在男=坂口恭平が強さも弱さもすべてさらけ出した、3日間のインタビュー。 新政府活動から「いのっちの電話」まで、矛盾に満ち溢れた矛盾のない全活動を語り尽くす。*石川直樹談
「みんなだって、ちっちゃい頃、歌って踊って絵を描いてたでしょ? なんで今はしないの?」
悩みや不安で息が詰まりそうな毎日……。気持ちよく生きるために必要なのは、実はこんな言葉かも。

いとうせいこう・星野概念『ラブという薬』

患者=いとうせいこう + 主治医=星野概念(精神科医)による、対話のカタチをした薬。
作家/クリエーターとして多方面で活躍するいとうせいこうさんと、そのいとうさんが普段から患者として通う、精神科の主治医・星野概念さんとの対談集。いとうさんが抱いた 診療の模様を伝えたい そんな思いから始まりました。
いとうさんの悩みはもちろん、精神医療の基礎、診療のシステム、そしてネットにおけるスピード感への危惧やふたりが抱える社会への不安、さらには星野さんの悩みまで、話は続いていきます。
もう我慢を大切にするのはやめよう。 精神科、精神医療への理解が深まる、やさしい寄り添いの書。

杉山明日香『ワインの授業 イタリア編』

たった1週間でイタリアワインがわかる!
自分の好みにそってワインを選びたい。 もっと体系的にワインのことを知りたい。 イタリアの風土や気候、郷土料理にも興味がある。
……2000円以下にも選択肢がたくさんあって、家呑みでも大活躍。リーズナブルながら個性豊かな味わいを楽しめるイタリアワインの世界への道しるべとなる一冊。
明日香先生の“おいしい”授業の開講です!