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リトルモア

坂本大三郎
『山伏と僕』

迷っていたら、山が、教えてくれた。

山に登り、滝に打たれ、ホラ貝を吹く ―― 自然の美しさにウットリする日本人の心を、はるか昔から、ずっと大切にしてきた山伏。 30歳、僕は偶然にも、その世界へ足を踏み入れた。

古来、自然環境に囲まれて日本人が営んできた暮らしや育んできた知恵、技術には、儀礼や信仰がもたらす面影がたくさん残されていました。 社会や共同体のかたちが変わりゆくなかで、野放しにされている人間の心は、これからどのようなものを生み出すのでしょうか。 崩れつつある古風な文化の代わりに生まれくるのは、どのような文化なのでしょうか。

山伏の姿から、現代人の「生き方」を見つめ直す一冊。

*単行本『山伏と僕』は現在、品切れ中です。

イ・ラン
『悲しくてかっこいい人』

すべてが過ぎ去った後に ようやく君は泣くのかい?

シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。その多才さで韓国のカルチャーシーンにとどまらず、日本でも大きな存在感を放つイ・ランの、ひとりごとエッセイ。

ままならない日々の葛藤や疑問。生きることにつきものの労働、人間関係、孤独、退屈、自意識との戦い……。社会との接点を通して「いったい何者なのか」と自分をみつめる彼女の言葉には、同じ時代を生きるものの感覚が溢れます。

作り笑顔と「いいね!」の時代を揺るがす新しい書き手による、最高にチャーミングでユーモア満載の73篇。

「ほんとうにそうすべきか?」「何をしたら面白い?」「わたしは何になれるだろうか?」―― 問いかけに満ちたイ・ランの言葉を聴こう。

ミシマ社

三砂ちづる
『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』

女性が歳を重ねて生きる、それは「喜び」のほかない。
恋愛、結婚、出産、更年期…今ではほとんど語られなくなった、人類の深い知恵をもう一度。

・男と女が、結婚や性愛を超えて、人生を見届け合う関係
・社会活躍や恋愛や家族を超える、「献身」の幸せ
・からだの快を喜び、不快をはっきり伝える矜持
・子どもに許されることと、親を許すこと
・病気の友人や故人への想いを託す言葉を見つけること…etc.

酸い甘い、古今東西、人の生き死に。
越境する思考が、先が見えない時代の足元を照らす。

青山ゆみこ
『ほんのちょっと当事者』

ローン地獄、児童虐待、性暴力、障害者差別、看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を「自分事」として考えてみた。
「ここまで曝すか!」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ

わたしたちが「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことなのではないだろうか。…みんなが隣にいる誰かへの想像力をもつようになれば、まわりまわって思いもかけない方向から、誰かがわたしの小さな困りごとを助けてくれる気がする。そういうのってなんだか素敵で、とてもふくよかな社会に思えるのだ。――「まえがき」より。

内田樹
『街場の教育論』

「教育には、親も文科省もメディアも要らない!?」
「教師は首尾一貫していてはいけない!?」
「日本の教育が『こんなふう』になったのは、われわれ全員が犯人」
「教壇の上には誰が立っていても構わない」
「学校はどの時代であれ一度として正しく機能したことなんかない」
「『他者とコラボレーションする能力』の涵養こそ喫緊の課題」
学校、教師、親、仕事、宗教…… あらゆる教育のとらえ方がまるで変わり、「学び」の本質を見事に言い当てた、驚愕・感動の11講義!

混迷する日本を救う、現代必読書。

ナカムラケンタ
『生きるように働く』

自分の時間を生きていたい。

毎月10万人が閲覧する、求人サイト「日本仕事百貨」を運営する著者、初の著書。

植物にとって、生きると働くが分かれていないように、私たちにもオンオフのない時間が流れている――著者自身、そして求人の取材で出会った人たちが、芽を出し、枝を伸ばして、一本の木になっていくまでの話。

ぼくは「日本仕事百貨」という求人サイトを運営している。職場を訪ねてインタビューし、それを求人の記事にまとめる。大切にしているのが、仕事のあるがままを伝えること。(略)求人というと、募集要項がメインとなることも多い。もちろん、福利厚生や給料だって、大切なこと。けれどそれだってひとつの枝葉に過ぎないんじゃないか。それよりも根っこに共感できるか。こちらのほうが大切なんじゃないか。 ――「はじめに」より

ミシマ社

森田真生
『数学の贈り物』

いま(present)、この儚さとこの豊かさ。
独立研究者として、子の親として、一人の人間としてひとつの生命体が渾身で放った、清冽なる19篇。著者初の随筆集。

目の前の何気ない事物を、あることもないこともできた偶然として発見するとき、人は驚きとともに「ありがたい」と感じる。「いま(present)」が、あるがままで「贈り物(present)」だと実感するのは、このような瞬間である。――本書より

最相葉月・増崎英明
『胎児のはなし』

経験していない人はいない。なのに、誰も知らない「赤ん坊になる前」のこと。

超音波診断によって「胎児が見える」ように――。新時代の産婦人科界を牽引した「先生」に、生徒サイショーが妊娠・出産の「そもそも」から衝撃の科学的発見、最新医療のことまで全てを訊く。全人類(?)必読の一冊。

出産経験のある人も、ない人も、男性も――読んで楽しくて、ためになる!

松村圭一郎
『うしろめたさの人類学』

市場、国家、社会… 断絶した世界が、「つながり」を取り戻す。

その可能性を、「構築人類学」という新たな学問手法で追求。
強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある!
「批判」ではなく「再構築」をすることで、新たな時代の可能性が生まれる。

京都大学総長・山極壽一氏推薦!

リトルモア

坂口恭平
『まとまらない人 坂口恭平が語る坂口恭平』

稀代の芸術家か? 革命家か? 誇大妄想狂か?
光速変幻自在男=坂口恭平が強さも弱さもすべてさらけ出した、3日間のインタビュー。
新政府活動から「いのっちの電話」まで、矛盾に満ち溢れた矛盾のない*全活動を語り尽くす。

「みんなだって、ちっちゃい頃、歌って踊って絵を描いてたでしょ? なんで今はしないの?」
悩みや不安で息が詰まりそうな毎日……。気持ちよく生きるために必要なのは、実はこんな言葉かも。

*石川直樹談

いとうせいこう・星野概念
『ラブという薬』

患者=いとうせいこう + 主治医=星野概念(精神科医)による、対話のカタチをした薬。

作家/クリエーターとして多方面で活躍するいとうせいこうさんと、そのいとうさんが普段から患者として通う、精神科の主治医・星野概念さんとの対談集。いとうさんが抱いた 診療の模様を伝えたい そんな思いから始まりました。
いとうさんの悩みはもちろん、精神医療の基礎、診療のシステム、そしてネットにおけるスピード感への危惧やふたりが抱える社会への不安、さらには星野さんの悩みまで、話は続いていきます。

もう我慢を大切にするのはやめよう。
精神科、精神医療への理解が深まる、やさしい寄り添いの書。

杉山明日香
『ワインの授業 イタリア編』

たった1週間でイタリアワインがわかる!

自分の好みにそってワインを選びたい。
もっと体系的にワインのことを知りたい。
イタリアの風土や気候、郷土料理にも興味がある。
……2000円以下にも選択肢がたくさんあって、家呑みでも大活躍。リーズナブルながら個性豊かな味わいを楽しめるイタリアワインの世界への道しるべとなる一冊。

明日香先生の“おいしい”授業の開講です!