駆けあしな世の中が
ぽろぽろと落としていった大事なものを
ひとつひとつ拾いあげていく
そんな雑誌をつくろうとおもいます。
(Re:S 編集長:藤本智士)


判型/B5判 定価/680円(税込)


特集日本のほんとうに美味いもん

ほかの雑誌にはないオリジナルセレクト、
20を超えるチャンピオンな美味いもんが登場!!

創刊以来、日本全国10万キロ以上を走り続けてきた「Re:S」の旅取材。
そんななか各地で編集部が見つけたチャンピオンなお店や料理を惜しげもなく一挙紹介します!

しかし情報を紹介するだけで終わらないのが「Re:S」です…。

「“ほんとうに”美味いもんって?」そんな思いを胸に、
今回も旅取材へと出かけた編集部に、長野で素敵な出会いが!
旅先の時間や場所そして出会いが、“ほんとうに”美味いもんの秘密へと編集部を導きます。

日本の“ほんとうに”美味いもんが載っているのは、
“ほんとうに”「Re:S」だけです。 ――― 編集長談

まさに「Re:S」の真骨頂ともいえる特集、ご期待ください!!



Re:S NOTE
甲野善紀「ほころび」/林 海象「探偵夜話」/藤谷文子「うつしよ百記帖」/
林 俊作「十年前の今」/山下哲・福田利之「ここで飲んでもいいですか?」/
タナカカツキ「倉本美津留伝」/柴崎友香「地名のはなし」 ほか
ほか

vol.11 2009 Winter
Contents

特集木からしる

・徳島:林業家・和田善行さんインタビュー
「いつかは自分の家を!」と思っている方必読の林業家インタビュー。

・東京:TO木O 東京まちなか巨木ツアー
小説家・柴崎友香さんが完全コーディネート。
東京のふつうの街角の巨木をめぐる題して「TO木Oツアー」!

・新潟、宮城、青森 : い木あたりばったり旅
「Re:S」おなじみの旅取材、今号は巨木を求め再び東北へ!
前号からスタートした“青森県脇野沢を盛り上げたい”にも新しい動きが…。

・京都 : 桜守・十六代目 佐野藤右衛門さんインタビュー
十六代続く桜守からは、現代のエコブームなどに躍らされない、
わたしたちがいま一番聞きたかった言葉が溢れます。



Re:S NOTE
新連載スタート!
甲野善紀「ほころび」 林 海象「探偵夜話」
好評連載
藤谷文子「うつしよ百記帖」/タナカカツキ「倉本美津留伝」/林俊作「十年前の今」/
山下哲・福田利之「ここで飲んでもいいですか?」/柴崎友香「地名 のはなし」
ほか

vol.10 2008 Autumn
Contents

創刊2周年記念リニューアル号!
「Re:S」は2年間、9冊分の取材を通じて25にわたる都道府県を旅してきました。
たくさんのふつうな人々との出会いのなかで、たくさんのふつうな素敵を見つけてきました。
まだまだ続く「Re:S」のキャラバン取材。
いつものように「さあ、どこいこう?」と言いながら、あたらしい“ふつう”の旅を続けます。


特集一緒にやる

何かを変えたい、あたらしいものをつくりたい、そんな思いを強くすると、
ともに歩む仲間の大切さを知ります。

“コラボ”なんて簡単な言葉では語れない、仲間とともに何かを成し遂げること、
今回のテーマ「一緒にやる」は、そんな結末にむかって進みます。

・一緒になって出版業界を変える!話題の出版社ミシマ社。〈東京〉
・D&Re:S!? ナガオカケンメイさんと一緒にやる?〈東京、大阪〉
・青森県、脇野沢 ぼくらが一緒にやればできること。〈青森〉


Re:S NOTE
藤谷文子「うつしよ百記帖」/タナカカツキ「倉本美津留伝」/林俊作「十年前の今」/
山下哲・福田利之「ここで飲んでもいいですか?」/柴崎友香「地名のはなし」 ほか

vol.9 2008 Summer
Contents

特集のこしていきたい。

のこしていきたい。
切実な思いがこもった今回の特集のきっかけは、
vol.2の特集「フィルムカメラでのこしていく」を読んだ俳優・佐野史郎さんが、
Re:S編集部にメールをくださったことからはじまります。
そこから巻き起こる「フィルムカメラ」をめぐる冒険記。
写真史にのこる偉大な写真家たち……植田正治、塩谷定好、福原信三。
その共通点とは?
また、Re:S読者との出会いからはじまる青森県、下北半島の「小さな神社」と民間信仰をめぐる壮大な物語もスタート。
この二つの流れがどのように結実するのか?

さらに、渦中の「赤福さん」に話を聞こうと三重までむかうRe:Sチーム。
その先にある奇跡の結末とは?

今回もRe:Sはミラクル満載です!

Re:S NOTE
藤谷文子「うつしよ百記帖」/タナカカツキ「倉本美津留伝」/林俊作「十年前の今」/
山下哲・福田利之「ここで飲んでもいいですか?」/柴崎友香「地名のはなし」 ほか

vol.8 2008 Spring
Contents

特集すなおに売る。

「白い恋人」や「赤福」「船場吉兆」など、
商品を広く大量に流通させていくことから生まれてくる、
無理や矛盾のほころびが、巷を騒がせるなか、
Re:Sはいよいよ「ものを売る」ということについて考えます。

Re:S vol.2「農業で食べていく」で出会った京都の素敵な八百屋さん「one drop」。
そこへ一年ぶりに行ってみることから今回のRe:Sは、スタートします。
そこで今回の特集の柱を決めたRe:Sチームは、またしても出会いと奇跡の旅へ出発。
行き先は鹿児島。その旅で想像を遙かに超える感動と出会いを得たRe:Sに、最後は
とんでもない結末が……。

「すなおに売る。」その結末にご期待ください!

Re:S NOTE
藤谷文子「うつしよ百記帖」/タナカカツキ「倉本美津留伝」/林俊作「十年前の今」/
山下哲・福田利之「ここで飲んでもいいですか?」/柴崎友香「地名のはなし」 ほか

vol.7 2008 Winter
Contents


特集一生もん
目の前の商品が持つ“思い”や“物語”といった背景を感じながら、いいものをいい値段で買い、
そして「一生もん」として大切に使い続けること…今の世の中の消費サイクルからはどうしても
忘れ去られてしまいがちな、こんな考え方をこそ、いまいちど「あたらしい“ふつう”」として
世の中に提案したい。そんな思いから「一生もん」を巡る旅はスタートします…。

・一生もんのすいとうをつくる!
 『Re:S vol.1』より続く「あたらしい“ふつう”のすいとうをつくる」プロジェクトが
 理想とするすいとうは、やっぱり“一生もん”のすいとうだった!あたらしい“ふつう”の
 すいとうをどのような思いで作り、どのように“一生もん”として残していくのか、
 プロジェクトに関わる人々の思いを伝えます。
一生もん探しの旅
 毎号お馴染みの「旅」。「一生もん」がテーマとなる今回は、小さながま口に施された
 刺し子“こぎん”が東北・青森へと導きます。300年以上もの歴史を持つ手芸“こぎん”を
 取材する旅のなか、最後にRe:S編集部が見つけた「一生もん」とは…。
・「写ルンです」の使命 〜一生もんのあたらしい考え方〜
 「使い捨てカメラ」などと呼ばれ、「一生もん」とはかけ離れた存在のように扱われている
 「写ルンです」。しかしこの「写ルンです」にこそ「一生もん」の重要なヒントがありました。
 今回の特集のメイン取材として、富士フイルムの方々が「写ルンです」に込めた思いと使命を
 伝えます。

りすぽんす新聞 Re:Sponse 提案その後
「合本プロジェクト」ほかRe:Sが関わる活動を読者の皆さんにご報告!

Re:S NOTE
藤谷文子「うつしよ百記帖」/タナカカツキ「倉本美津留伝」/林俊作「十年前の今」/
山下哲・福田利之「ここで飲んでもいいですか?」/柴崎友香「地名のはなし」 ほか

vol.6 2007 Autumn
Contents


特集継いでから、つくる。
世の中が必要のないもので溢れているからこそ大切にしたい「消えてはいけないものを消さない
努力」と「思い出すこと」。ぼくたちの意識の奥に受け継がれてきたものと目の前の技術を、
真剣に向き合わせるきっかけをつくりたい。

・ある運動靴メーカーの変革と希望。SPINGLE MOVE MADE IN JAPAN
 70年以上の歴史を持つゴム履物メーカーから生み出された、多くの手作業を経て作られる
 スニーカー“スピングルムーブ”。広島県府中市で出会った、日本のモノづくりの希望とも
 
いうべきひとたちの、とっびきりの笑顔と思い。
・文化と技術をのこすために。アルバムを巡る旅、そしてナカバヤシへ。
 『Re:S』編集部がVol.2のなかで出会った約70年前のアルバム。この一冊の古いアルバムを
 巡り宮崎の写真スタジオ、そして兵庫のアルバムメーカーへ。運命的な旅において見つけた
 モノづくりの原点。
・「四国カルストマンの巻」
 『Re:S』編集部、恒例の「あてのない旅」。今回の目的地は愛媛と高知の県境に広がる台地
 「四国カルスト」。美しく凛とした佇まいの神社や、広大で牧歌的な風景を巡りながら出会った、
 出会うべき場所とひと。

りすぽんす新聞 Re:Sponse 提案その後
「あたらしいふつうのすいとうをつくるプロジェクト」など、これまでに『Re:S』が提案してきた
様々なプロジェクトの進捗をご報告!

Re:S NOTE

藤谷文子「うつしよ百記帖」/タナカカツキ「倉本美津留伝」/林俊作「十年前の今」/
山下哲・福田利之「ここで飲んでもいいですか?」/柴崎友香「地名のはなし」 ほか

vol.5 2007 Summer
Contents


特集地方がいい
『Re:S』という雑誌をつくり始めてから、いろんな地方へ立ち寄るようになりました。
その度に出会う、そこの土地にしかない“オリジナルな素晴らしさ”は、たくさんの感動を
与えてくれました。
都会の一部の人が決めた価値観なんてどうでもいい。それよりも、さまざまな地方(もちろん
都会も含みます)で生きている“ふつうの人々”に、この雑誌を捧げたいって思います。

・地方への旅 [九州編] 大分県日田市「おかあさんのパン」
 ご近所へのお裾分けからはじまったパン屋さんが作る、素敵な地元の味。
・地方への旅 [東北編] 山形県元木の石鳥居
 現存する最古の石鳥居を巡る不思議な旅で出会った、土地土地を守る神社の存在。
・「地消地産」のまち、氷見 地方を知るということ。
 「消費する分だけを生産する」とにかく過剰な世の中へのひとつの答え
・地方をつくってまもる。柿田川の奇跡。
 富士山の麓で、日本一の湧水群を100年計画で守り続けるおじいさんの人生。

Re:Sponse 提案その後
「フィルムカメラでのこしていく」 富士フイルム × Re:S
・「あたらしい“ふつう”のすいとうをつくる」プロジェクト タイガー魔法瓶 × Re:S

Re:S NOTE

藤谷文子「うつしよ百記帖」/タナカカツキ「倉本美津留伝」/林俊作「十年前の今」/
山下哲・福田利之「ここで飲んでもいいですか?」/柴崎友香「地名のはなし」 ほか

vol.4 2007 Spring
Contents


特集物々こうかんしてみる
・もってけドロボーBOX
・リュックサックマーケットという提案
・しらない場所で物々こうかんしてみる。
 …物々こうかん日記@北海道
・「物々こうかんすることの意味」
 …わらしべ長者で日本縦断、新田豪泳インタビュー
・気軽に物々こうかんしてみる。
 …物々こうかん鍋
Re:Sからの提案

「物々こうかんしてみるということは、
 お互いのポテンシャルを活かすということ。
 わたしたちはそう考えています。」

Re:Sponse 提案その後
・「あたらしい“ふつう”のすいとうをつくる」プロジェクト
・「フィルムカメラでのこしていく」のその後 …松江にゆく

Re:S NOTE

福田利之×山下哲「ここで飲んでもいいですか?」/上田誠「ヨーロッパリハウス」/胡口桂子
「隣の芝生は青くてゼロ円」/柴崎友香「地名のはなし」/山形恭子「大好きなモノをずっと
使い続けるために。」/小宮山さくら「好きな人の好きな本」/タナカカツキ「倉本美津留伝」/
藤谷文子「うつしよ百記帖」/林俊作「十年前の今」
わたしにとっての定番品 my standard
REENAL REPORT

vol.3 2007 Winter
Contents


特集フィルムカメラでのこしていく
・「のこしていく」ということ。
・「私の文化と瞬間」 をのこしていく。東嶋和子
・写真家さんに聞く「フィルムカメラのよいところ」。
 荒木経惟/藤代冥砂/大橋仁
・「1939年のアルバム。」
・りす提案書「フィルムカメラ」


特集
農業で食べていく
・伊川健一(健一自然農園)インタビュー

・「八百屋という農業」
 one drop 小谷ワタルくんとの出会い
・りす提案書「農業」


Re:S NOTE

福田利之×山下哲「ここで飲んでもいいですか?」/胡口桂子「隣の芝生は青くてゼロ円」

林俊作「十年前のはなし」/柴崎友香「地名のはなし」
山形恭子「大好きなモノをずっと使い続けるために。」/小宮山さくら「好きな人の好きな本」
タナカカツキ「倉本美津留伝」/藤谷文子「うつしよ百記帖」
わたしにとっての定番品 my standard

vol.2 2006 Autumn
Contents


特集すいとうのある暮らし
すいとう帖委員会委員長も務める編集長が、
創刊号でまっ先に提案するのは、
すいとうのある暮らしぶりについてです。
今どうしてすいとうなのか?
ガラス、ステンレスと多種多様。
ライフスタイルに合わせた選び方。
実際にマイボトルライフを送る人に訊く!
お茶の達人はすいとうの達人。
街の給茶スポット。
すいとうを持って、ピクニックに行こう!


特集いまだからワープロ
文房具のように、道具としてワープロが
存在しつづけてもいいのではないか。
2つ目の提案は、いまだからこそ必要な
ワープロの姿に迫ります。
始まりは小説家・福永信の言葉から。
ワープロ対談 長島有×柴崎友香
神戸の高架下にある中古ワープロ専門店に訊く。


my standard わたしにとっての定番品
田郁子(ミュージシャン)/尾崎美穂(イラストレーター)/土井コマキ(DJ)他
連載
柴崎友香「地名のはなし」/タナカカツキ「倉本美津留伝」
藤谷文子「うつしよ百記帖」他
vol.1 2006 Summer
Contents