10月19日 沖館中学校「りんごのうかの少女」上映&講演

 

 

中学生時代のバスケ部の顧問の先生が

青森市の沖館中学校の校長先生になられ
生徒に向けて、講演をお願いできないか
とのお話を頂き、行ってきました。

先生とは、中学校以来、丸二十年ぶりの再開。
考えてみれば、私が中学生当時、先生は今の私と同年代くらい
だったわけで。感慨深い。

 

体育館に全校生徒の皆さん約550名と
保護者の方々がお集り下さり
まずは「りんごのうかの少女」上映。
ちょうど生徒の皆さんと同じ年代の主人公の話なのだが
反応が気になりすぎて終始そわそわしてしまった。

 

その後、30分の講演。
思えば、司会者のかたのなどの相手無しで
一人きりで人前で10分以上話すのも初めて。
恥ずかしく下らない自分の中学生時代の話から
今に至るまでを話したのですが
生徒の皆さんがお喋りもせず聞いてくれたこともあり
意外にあっという間に感じた30分だった(時折紙見ながらだけど)。
こちらの質問にも大きい声でレスポンスしてくれた生徒さんたち。
その素直さに衝撃を受け感動しました。

 

「りんごのうかの少女」の撮影時も、
14歳、15歳の子たちと一緒だったけど、
何と言うか、今の若い子はひねくれたり斜に構えたところがないような。
素直。
自分の頃とは大違い。
人によるんだろうけども。

 

私が小中学校の頃、今回の上映&講演みたいに
芸術鑑賞?みたいな時間があった。
覚えてるのは小学校の頃観た、

金田豆蔵さんの人形劇。
劇の内容は全然覚えてないけど
豆蔵さんがとにかく魅力的な人で
当時すでにおじいちゃんだったのだけど
「跡継ぎが居なくて困ってる」
って仰ってて、

小学生ながら本気で心配して

自分が跡継ごうかなと思った記憶がある。

 

もうひとつは、中学生の頃、ぽっこり空いた時間に
視聴覚室に学年の生徒が集められて
技術だったか数学だっかたかの先生が
「俺の好きな映画だ」
って言って、
突然『ベン・ハー』を小さいテレビ画面で流し始めた。
3時間以上あるえらい長い映画で、

馬が走ってるシーン以外、

これまた内容は全然覚えてない
(大人になってからも見返してない)けど
それまで自分にとってただの「先生」だった先生に
初めて人間的な興味が湧いた。

 

こんな風に、観た内容は全然覚えてなくても
そのときの大人の佇まいは
おぼろげながらも記憶に残っている。

 

朝起きて、授業に出て、部活行って、帰って。
中学生の毎日は一見ルーティーンだが
その下では、常に色んな感情が渦巻いてて
ものすごいスピードで変化してて
同じ日など一日たりともない。
色んなことを忘れるスピードもはやい。
今回の上映&講演のことも
結構すぐ忘れてしまうんだろうけど
大人になった折にでも
ふと、思い出してくれたら嬉しい。

 

櫻庭校長先生、先生方、生徒の皆様、父兄の皆様、
拙い話を聞いて下さって
ありがとうございました!!

 

                          横浜聡子