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●● 著者・坂口恭平による本書の朗読を配信中! → https://note.mu/littlemore/n/n9aa0813016f7 稀代の芸術家か? 革命家か? 誇大妄想狂か? 僕の小説は、1人の人間が書いてる感じじゃない。/なぜか僕はあらゆる人にシンパシーを感じたり、その人に対してかわいそうって思ったり、助けたいと思ったりする電気信号がある。/魔法は使えないけど料理ならできる/みんなからしたら、新政府が頂点だよね。でも、僕には通過点。/躁鬱病ゆえだと思うんだけど、大事なときは、ぜんぶ恐怖心が飛んでしまう。 (本文より) 坂口恭平が強さも弱さもすべてさらけ出した、3日間のインタビュー。 高速変幻自在男、矛盾に満ち溢れた矛盾のない全活動を語り尽くす。 〈本書はこんな人におすすめ〉 ◎ 坂口さんに興味はある。でも、著作が多すぎて何を読めばいいの? ◎ 気になっている、なんとなく ◎ 胡散臭い、なんとなく ◎ 大ファン!次にどの著作を読もうかワクワクしている(あるいは全部読んじゃった) ◎ 自分も新政府活動をはじめようと思っている(2代総理になりたい、違う政府を立ち上げる予定だ等) ◎ 坂口さんと同様「躁鬱病」だ ◎ 気分が落ち込んでどうしようもない ◎ 「いのっちの電話」をかけようか迷っている 「みんなだって、ちっちゃい頃、歌って踊って絵を描いてたでしょ? なんで今はしないの?」 悩みや不安で息が詰まりそうな毎日。 気持ちよく生きるために必要なのは、実はこんな言葉かも。 [著者プロフィール] 坂口恭平 Kyohei Sakaguchi 1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(小社)を刊行。以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。2011年5月10日には、福島第一原子力発電所事故後の政府の対応に疑問を抱き、自ら新政府初代内閣総理大臣を名乗り、新政府を樹立した。躁鬱病であることを公言し、希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を自らの携帯電話(090-8106-4666)で続けている。12年、路上生活者の考察に関して第2回吉阪隆正賞受賞。14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞受賞、『徘徊タクシー』が第27回三島由紀夫賞候補となる。16年に、『家族の哲学』が第57回熊日文学賞を受賞した。現在は熊本を拠点に活動。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。 著者:坂口恭平 ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) 帯写真:石川直樹 定価:本体価格1500円+税 ISBN 978-4-89815-514-1 2019年発行 仕様[四六判/272ページ/並製]