デビュー作『トリガー』から3年、 インパルス・板倉俊之、書き下ろし超大作ついに完成! — 主人公・二村孝次郎は、幼馴染で悪友の大塚修平とともに、カジノでの大儲けを計画する。裏カジノでのイカサマを成功させ、大金を手に入れたかと思いきや、案内された別室でオーナーの柏木にたっぷりと痛めつけられる。 イカサマは見破られていたのだ――。 修平を人質にとられ、期日までに300万円を準備するように要求された孝次郎は、金をつくるために、一人青木ケ原樹海へ足を踏み入れる。 物語は動き出す……。 五日だ。 五日後の――六時二十三分だ。 それまでに金を作って ここに持って来い — 圧倒的筆力、緻密に練られたプロットで 読む者さえも欺く本格エンタテインメント! 芸人本の枠を大きくはみ出す入魂の傑作巨編! 怒濤の436ページ!!
- 書名
- 蟻地獄
- 著者
- 板倉俊之
- 仕様
- 四六判 / 436ページ
- 発売日
- 2012年04月20日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-336-9 / C0093
- 定価
- 1,870 円(本体 1,700 円+税)