大人絵本の傑作『ブローチ』の渡邉良重、小説家・福永信とともに作り上げた新作。
近年ふたたび注目が集まる「びわ湖真珠」に着想をえて描かれた、少女と真珠の物語。
シンプルで優しい絵、くりかえされる「問い」と「答え」の心地よいリズム、時間の尊さをつつみこんだマスターピース。
解説冊子「びわ湖真珠ができるまで」付き
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わたしのゆめにでてきたの なに?
答えは真珠 まぶしかった
わたしのしょうらいのゆめ なに?
答えは真珠をつくる お父さんみたいに
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特設サイト
https://littlemore.co.jp/books/shinjunoko/
[プロフィール]
渡邉良重(わたなべ よしえ)
1961年山口県生まれ。山口大学卒業。DRAFTを経て植原亮輔とともに2012年にKIGIを設立。
グラフィックデザインのほか、D-BROSの商品企画、ほぼ日とファッションブランドCACUMA、滋賀県の伝統工芸職人とプロダクトブランドKIKOFを立ち上げるなど、プロダクトやファッションデザインも手掛ける。プライベートでも製作をし展覧会を開催、作品を発表している。2015年東京・白金にショップ&ギャラリーOUR FAVOURITE SHOPをオープン。絵本に『ブローチ』『アンドゥ』『ジャーニー』、作品集『KIGI』『KIGI_M』(すべて小社)、東京ADCグランプリ、D&AD金賞、NY ADC金賞、亀倉雄策賞などを受賞。
→ http://www.ki-gi.com
福永信(ふくなが しん)
1972年東京都生まれ。京都造形芸術大学中退。リトルモアの第1回ストリートノベル大賞を短編「読み終えて」で受賞し、1998年にデビュー。
菊地信義によるアクロバティックな横組みの装幀で話題となった短編集『アクロバット前夜』(リトルモア)、人間ならぬ存在も含む小さな物語集『星座から見た地球』(新潮社)、知り過ぎた聞き手による対話篇『一一一一一』(河出書房新社)などの小説集のほか、執筆・構成を担当した展覧会図録『絵本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界』(青幻舎)といった編著も。2015年早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。
- 書名
- しんじゅのこ
- 著者
- え:渡邉良重、ことば:福永信
- 装幀・装画など
- ブックデザイン:渡邉良重
- 仕様
- B5判変形 上製 (天地190mm x 左右190mm) / 48ページ
- 発売日
- 2019年11月08日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-512-7 / C0093
- 定価
- 1,980 円(本体 1,800 円+税)













