「真珠は、生きている。」

大人絵本の名作『ブローチ』の渡邉良重、小説家・福永信とともに作り上げた新作。

近年ふたたび注目が集まる「びわ湖真珠」に着想をえて描かれた、少女と真珠の物語。

シンプルで優しい絵、くりかえされる「問い」と「答え」の心地よいリズム、時間の尊さをつつみこんだマスターピース。

真珠の絵本と、ひとつぶの真珠。物語が現実につながります。

〈セット内容〉
絵本『しんじゅのこ』
びわ湖真珠 ひとつぶ
解説冊子「びわ湖真珠ができるまで」
箔押しオリジナルケース入り

オリジナルケースは、断面まで白さを追求。
角度により様々な表情を見せる銀の箔押しによる、清らかで上品な輝きを包みこみました。

封入される《びわ湖真珠》は、琵琶湖の固有種、池蝶貝から生まれる淡水真珠。なかでも、核を入れず、すべてが真珠層でできている「無核真珠」は、びわ湖真珠の代名詞です。ひとつとして同じ形はなく、独特の美しさと照りで輝きます。生産者の知恵と努力、琵琶湖の自然に育まれ、貝を育てるのに3年、その貝の中で真珠ができるまでにさらに3年の月日をかけて完成します。