「ほんとうに生きる、という冒険」 飢えたとしても、自分を貫く。 古代人のように存在の深みから作品を生み出し、 獣のように激しい「情」を持った。 パリで生まれ、死んだ画家クートラス。 最後の恋人が、彼の生涯を綴った。 存命中も熱心なファンはいたものの、華やかな評価のなかったロベール・クートラスの作品が、没後四半世紀たち、彼の暮らしたパリから遠く離れた日本で、熱狂的な盛り上がりを起こしています。 これまで詳しく知られることのなかった彼の生涯を、最晩年、彼と同居し、遺言にしたがい作品を管理をする女性がはじめて綴りました。 パリの町並みのなかに、アルザスに、ブルターニュのカテドラルに、クートラスが、いま蘇ります。 ―― 伝記にして芸術論、そして恋の物語。 未発表デッサンを含む、図版多数収録! 特別寄稿:堀江敏幸(作家) ■クートラスの展覧会が開催されます■ カルトのほか、グァッシュ、木版画、テラコッタなど、クートラスの多彩な創作をご覧いただけます。 - - - ロベール・クートラス展 会期:2011年11月7日(月)- 20日(日) 会場:Gallery SU(東京・麻布) 時間:12:00 19:00 ※11月14日(月)休廊 *会場では11月15日(火)全国発売予定の岸真理子・モリア著『クートラスの思い出』が先行発売となるほか、昨秋刊行の作品集『僕の夜 Mes Nuits』(エクリ刊)も販売されます。 【会場・問合せ】 Gallery SU 〒106-0041 東京都港区麻布台3-3-23 和朗フラット4号館6号室 tel. 03-6277-6714 → http://www.gallery-su.jp - - -
- 書名
- クートラスの思い出
- 著者
- 岸真理子・モリア
- 仕様
- 四六判変形 / 306ページ
- 発売日
- 2011年11月14日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-322-2 / C0095
- 定価
- 1,760 円(本体 1,600 円+税)