第32回木村伊兵衛写真賞受賞の『small planet』から7年 ―― 待望の新作写真集。 地域が培ってきた歴史や文化が豊かに息づくなか、 国内有数の工業地帯に属する町には工場が立ち並ぶ。 本城直季が撮り下ろしたのは、三重県下最大の都市、四日市。 古くから栄える市場町は、軍事産業を経て工業の町へ。 そして公害=ぜんそくの町として全国に知れわたる……。 この町に暮らす人々は、これから、この町の未来をどのように描くのだろうか。 コンビナート、 コンテナの積まれた港、 単線で走るローカル線、 子どもたちの遊ぶ公園、 遊園地に作られた大規模コースター、 伝統ある地域の祭り …… 鳥の目線で、模型のようにとらえられた風景の数々からは、この国の過去と未来が見えてくる。 - - - 〈写真展開催〉 四日市鳥瞰図 しんきろう 本城直季写真展 2013年4月20日(土) – 6月9日(日) 四日市市立博物館にて - - -
- 書名
- Shinkirou 本城直季写真集
- 著者
- 本城直季
- 仕様
- A4判変形 / 32ページ
- 発売日
- 2013年04月30日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-363-5 / C0072
- 定価
- 2,200 円(本体 2,000 円+税)