DIRECTOR

撮影:林建次
豊田利晃 TOYODA TOSHIAKI
1969年大阪生まれ。
将棋奨励会に9歳から17歳まで所属する。
1991年、阪本順治監督『王手』の脚本家として映画界に登場。その 後、『ビリケン』(`96 阪本順治監督)の 脚本を手掛けたほか、演劇台本や劇画の原作なども手掛ける。1998年、『ポルノスタ ー』で監督デビュー。その年の日本監督協会新人賞、みちのく国際ミステリー映画祭`99 新人監督奨励賞を受賞する。
『UNCHAIN』 は監督第2作。
[お知らせ]監督豊田利晃の次回作「青い春」(松本大洋原作) 2002年春、渋谷シネマライズ他全国公開!!

STAFF/CAST
監督:豊田利晃
出演:アンチェイン梶、ガルーダ・テツ、西林誠一郎、永石磨
企画:孫家邦
プロデューサー:菊地美世志、土井智生
撮影:豊田利晃
編集:日下部元孝
整音:柿澤潔
音楽:ソウル・フラワー・ユニオン
スチール:大森克己
ナレーション:千原浩史
製作:フィルムメイカーズ、リトル・モア
配給:リトル・モア 35mm/カラー/ヴィスタヴィジョン/98分

アンチェイン梶
1969年2月11日大阪市住吉区生まれ。生後すぐに母方の叔父のもとに養子に出される。20歳でプロデビュー。7戦目で眼球の異常を訴え、滑車神経麻痺と診断され引退。なんでも屋を開業するが精神に異常を来たし、釜ケ崎「あいりんセンター」に殴り込む。精神病院に入院し第一級障害者に認定。退院後社会復帰を果 たす。

ガルーダ・テツ
1970年7月5日岡山県備前市生まれ。元暴走族。現在、熱烈な愛国主義者。高校卒業後、大阪に出てボクシングでプロデビューするが後にキックボクシングに転向。決して退かないそのファイティングスタイルで多くのファンを魅了する。2000年12月9日、31歳で引退。

永石磨
1970年1月12日大阪市城東区生まれ。朝鮮人の父と日本人の母をもつ在日朝鮮人2世。7人兄弟の6番目。幼少のころより、世界チャンピオンになって裕福な生活をおくることを夢みる。23歳で西日本フライ級新人王を獲得。釜ケ崎「あいりんセンター」に殴り込んだ梶を精神病院に連れて行く。27歳で引退。
西林誠一郎
1970年9月17日東大阪市生まれ。7歳で両親が離婚。父方の祖母に預けられる。19歳でシュートボクサーとしてプロデビュー。梶の釜ケ崎「あいりんセンター」殴り込みに同行しヤクザ3人と乱闘になり負傷。その後、仕事を辞め、婚約を解消して臨んだタイトルマッチでTKO負けを喫し、28歳で活動休止。

海外映画祭
第25回トロント国際映画祭
第19回ヴァンクーヴァー国際映画祭
第5回プサン国際映画祭
第25回香港国際映画祭
上記4都市ほかにて正式招待上映