大人になってずいぶん経った大人たちへ、 遠い記憶とふたたび出会うための小さなファンタジー 再会。ふたたび出会うということ。……いつもいつも、生きることは苦くて優しい。 光は波にゆらめき 入道雲がそびえたつ 大人になってずいぶん経った大人たちへ 遠い記憶を呼び覚ます真夏の絵本、誕生。 テレビ局の報道カメラマンや番組プロデューサーとしての経歴を持つ俳人・石橋宙太(『一本の樹』’00年 文芸社刊、絵・根津りえ)が書いた、大人の心を揺さぶる追憶の物語。 『POPEYE』『スイング・ジャーナル』などの雑誌、『砂浜』(’04年 紀伊國屋書店刊、佐藤雅彦・著)『セルジュ・ゲンスブールとの一週間』(’98年 小社刊、立川直樹・著)などの書籍への挿画で、絵具の滲みを活かした色彩豊かな作品を残している早乙女道春が描いた力強くも優しさを秘めた墨絵。 この物語と墨絵をモチーフに、サントリー、朝日新聞社、コム デ ギャルソン、パルコなどの広告作品・CMや、篠山紀信・宮沢りえ写真集『Santa Fe』(’91年 朝日出版社刊)のアートディレクションなど書籍デザインを数多く手がけている井上嗣也が装幀を施した、大人のための珠玉の絵本が生まれました!
- 書名
- 再会
- 著者
- 石橋宙太、早乙女道春
- 仕様
- A5判 / 84ページ
- 発売日
- 2006年11月25日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-184-6 / C0093
- 定価
- 2,200 円(本体 2,000 円+税)