キラ星のごとき3人が贈る、映画をめぐる最高に幸福な読書タイム! 映画への愛と熱狂と焦慮迫真のトークバトル 『EUREKA(ユリイカ)』でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞、『Helpless』『月の砂漠』などの作品で、邦画の水準をつねに更新し続けている希有な映画監督・青山真治。 長篇小説『シンセミア』で文芸シーンを圧倒したのも束の間、最新刊『映画覚書vol.1』では映画評論の最前線を切り拓いた日本映画学校出身の小説家・阿部和重。 暴力温泉芸者?ヘア・スタイリスティックスとしての音楽活動のかたわら、『ソドムの映画市 あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争』以来、映画評論家としても熱烈な支持を集める中原昌也。 ――これ以上は有り得ないメンツで語り尽くされた愛と熱狂の【作家主義シネマ鼎談】と、より親密に互いの人となりと価値観の由来を開示し合う【対談】。前者を読めばそこで語られる映画を観たくなること請け合い、後者を読めば3人の作品に接したくなること請け合いである!
- 書名
- 青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン!
- 著者
- 青山真治、阿部和重、中原昌也
- 仕様
- その他 / 256ページ
- 発売日
- 2004年07月
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-132-7 / C0074
- 定価
- 1,650 円(本体 1,500 円+税)