『青山真治クロニクルズ』

『青山真治クロニクルズ』

肉体を喪った
青山真治の魂と共に

 

2022年3月、57歳の若さで逝去した映画監督・青山真治。
『Helpless』『EUREKA』『サッド ヴァケイション』『東京公園』『共喰い』『空に住む』等、全作品を知人友人俳優スタッフ総勢105人と監督自身が語り綴る、ポリフォニックな年代記。
稀代なる作家の像とその足跡。

 

[参加者一覧]
青山真治、赤坂太輔、オリヴィエ・アサイヤス、浅野忠信、飛鳥壮太、フィリップ・アズーリ、渥美喜子、阿部和重、荒井晴彦、荒木啓子、市山尚三、井土紀州、上野昂志、内門博、内田雅章、梅本健司、梅本洋一、榮倉奈々、海老根剛、大江慎也、大木雄高、大九明子、大田和志、大友良英、大橋咲歩、大森克己、荻野洋一、甲斐真樹、ルー・カステル、川口力、川瀬陽太、川添彩、菊池信之、北小路隆志、木田貴裕、葛生賢、黒沢清、合田典彦、ペドロ・コスタ、是安祐、齋藤寛朗、斉藤陽一郎、坂本安美、佐々木敦、佐々木浩久、笹部博司、佐藤公美、七字幸久、篠崎誠、島田雅彦、清水健治、清水剛、ティエリー・ジュス、絓秀実、杉山嘉一、菅田将暉、角井誠、諏訪敦彦、関口賢、瀬々敬久、仙頭武則、フィリップ=エマニュエル・ソルラン、高橋洋、田村尚子、たむらまさき、土田環、アルノー・デプレシャン、富田克也、とよた真帆、豊原功補、直枝政広、長嶌寛幸、中島一夫、中島美緒、中原昌也、中村哲也、丹生谷貴志、野本史生、蓮實重彦、羽田野直子、馬場祐輔、原田健太郎、東田重樹、彦江智広、広石武彦、廣瀬純、クリス・フジワラ、古厩智之、甫木元空、星龍雄、堀口徹、松本正道、松本勝、万田邦敏、三上博史、光石研、三宅唱、宮崎あおい、宮沢章夫、安井豊作、矢作俊彦、山田勳生、山根貞男、ジャン=ピエール・リモザン、渡部直己
(敬称略・五十音順)
※上野昂志の「昂」、高橋洋の「高」、蓮實重彦の「蓮」「彦」、宮崎あおいの「崎」は本来異体字での表記となります。

 

書きおろし、インタビュー、再録含む無数の証言と本人が遺した原稿、未発表のインタビューのほか、図版や当時の写真も多数収録。

 

カンヌ国際映画祭で喝采を浴び、
今も世界に影響を与え続ける青山真治、
その人と作品の深淵に迫る800ページの大冊。

 


[プロフィール]
●青山真治(あおやま・しんじ)
1964年7月13日、福岡県北九州市門司に生まれる。立教大学英米文学科卒。
1996年『Helpless』で劇場映画監督デビュー。2000年『EUREKA』がカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞をW受賞。同作の小説版が三島由紀夫賞を受賞。2011年『東京公園』でロカルノ国際映画祭金豹賞審査員特別賞受賞。2015年度まで4年間、多摩美術大学映像演劇学科教授。2016年度、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科の学科長を1年のみ務める。2020年公開の『空に住む』が遺作となった。2022年3月21日逝去。


 

責任編集:樋口泰人

 

装丁:倉茂 透

 

定価:本体価格6800円+税
ISBN 978-4-89815-563-9

2023年発行
仕様[A5変型/800ページ/並製]

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