送還日記 映画『送還日記』公式パンフレット

「北のスパイだって人間だ」 南と北、分断された朝鮮半島の歴史。 時代に翻弄されたそれぞれの人生。 だれもが抱える個人の事情。 北朝鮮のスパイも人間だという当たり前の事。 1960年代、‘北のスパイ’として韓国当局に逮捕された多くの人々は、数十年に及ぶ監獄生活を強いられ、転向工作という名の拷問を受けました。多くの人がその拷問に耐えきれず、思想転向していく中、それでもなお非転向を貫き通す人もいました。政治的に利用される形で、93年/99年/00年に一部の非転向長期囚が特別放免され、北への送還が行われました。彼らは、マスコミが伝える残虐、凶暴という一面的なイメージとは違い、純真で柔和な側面を持っていました──。 韓国で大ヒットを記録したドキュメンタリー映画「送還日記」を、オウム真理教信者の日常を捉えた映画「A」で知られる森達也が解説。 映画「送還日記」 南北両断を経た韓国の人々の意識に恐怖の象徴として刻印されている北朝鮮スパイ。韓国で逮捕され、最長で45年にわたり服役した彼らが出獄した。監督キム・ドンウォンは恐怖を感じながらも撮影を始める。10年間に及ぶ取材のなかで監督はしだいに彼ら長期囚の人間味溢れる姿に惹かれていくのだった。 12年間にわたり、数名の非転向長期囚の人生に寄り添うように、撮影された映画「送還日記」。監督は、韓国ドキュメンタリー界を牽引するキム・ドンウォン。韓国では公開されるや大ヒットを記録しました。

書名
送還日記 映画『送還日記』公式パンフレット
著者
森達也
仕様
四六判 / 160ページ
発売日
2006年02月24日
ISBN / Cコード
978-4-89815-171-6 / C0095
定価
1,257 (本体 1,143 円+税)
書籍
定価 1,257 (税込)
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