季節を感じるよろこび。 季節をそのままにいただくぜいたく。 京都の台所“錦市場”にある小さな漬物屋「錦・高倉屋」から届いた二十四の季節の手紙。 漬物屋を切り盛りする女性店員が、小寒、大寒、立春と、二十四節気ごとにお得意先へメールマガジンを配信しました。 それはやがて大評判を呼び、本書が生まれることとなりました。 季節ごとの漬け物の味わい、ともに働く仲間たちの姿が情緒豊かに描かれています。 祇園祭や大文字などの年中行事が随所にちりばめられ、京都の風情が存分に楽しめるのも魅力です。 毎日を心豊かに、季節をたいせつに暮らしたくなるエッセイです。
- 書名
- きょうの漬け物
- 著者
- 濱田千香
- 仕様
- B6判変形 / 168ページ
- 発売日
- 2006年12月12日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-198-3 / C0077
- 定価
- 1,650 円(本体 1,500 円+税)