欠片かけらを探して
―――  日本映画の陋巷ろうこう

荻野洋一
Ogino Yoichi

著者

荻野洋一

(おぎの・よういち)

1965年生まれ。映画評論家、番組等構成・演出。早稲田大学政治経済学部卒業。早大シネマ研究会で8ミリ映画『ポップトーンズ』『のらくら夜間飛行』等を監督。大学卒業後は映画評論の執筆活動および助監督修業に入り、短編『ウィリアム・テロル、タイ・ブレイク』(1994)を中野武蔵野ホールで公開。30歳で活動拠点をテレビに移し、ドキュメンタリー、インタビュー番組、ヨーロッパサッカーの生中継、映画紹介番組などに従事する。映画評論家としては1990年に「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」誌で執筆デビュー後、各媒体に寄稿。著書に『ばらばらとなりし花びらの欠片に捧ぐ』がある。