『おんがくは まほう』 篠崎史紀・文 村尾 亘・絵

『おんがくは まほう』 篠崎史紀・文 村尾 亘・絵

音楽は、どんな気持ちも伝えてくれるよ。
音を鳴らせば、ワクワクするような出会いがきっとある!

 

NHK交響楽団の特別コンサートマスターを務め、
「音楽は世界をつなぐ」と子どもから大人まで広く伝えてきた
人気ヴァイオリニストの“マロさん”こと篠崎史紀による、初の絵本。

 

 

贈り物にもぴったり! お子さんが音楽に出会う、さいしょの扉をひらきます。

 

 

猫のマロくんは、この街に引っ越してきたばかり。
なかなか友だちができなくて、ひとりぼっち。
あるとき、大好きなヴァイオリンを弾いていると、小鳥がやってきた。
「いっしょに演奏したいのかな?」
マロくんが毛をピンッとぬいて「マロマロ・テュッティ♪」と唱えると、
たちまち楽器があらわれた!
犬も、うさぎも、ふくろうも、クマやトラやワニも…?!
みんなが集まり、さあ、合奏のはじまりだ♪

 

さびしかったマロくんの心が、音楽のまほうでどんどん晴れていく。
音楽があれば、言葉もちがいも超えてつながれる。
友だちの輪もどんどん広がる。
その楽しさを、ワクワクしながら実感できる絵本です。

 

 

◆対象年齢は2歳から。リズミカルな文章は読み聞かせにぴったり
◆色鉛筆と水彩絵の具でていねいに描かれた絵が、とってもかわいい!
◆弦楽器や木管楽器など、いろいろな楽器が登場。それぞれどんな音がするのかな?
◆巻末に、篠崎史紀さんによる【8つの楽器紹介+楽器別のおすすめ曲リスト】付き
◆音楽が好きなお子さんにはもちろん、音楽に親しむはじめの一歩にもおすすめ

 

 

「音楽は人類が創造した最高のコミュニケーションツール!
人種、言語、宗教、ジェネレーションギャップをも超えて
出逢った人を結びつけてくれる魔法のアイテムだと私は信じています。
あなたも音楽の魔法をかけてみてください。きっと素敵な出逢いになりますよ」
(篠崎史紀さんによる「あとがき」より)

 


●著者プロフィール

篠崎史紀(しのざき ふみのり) 文
北九州市出身。愛称“まろ”。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学、翌年ウィーン・コンツェルトハウスでデビュー。その後ヨーロッパを中心に幅広く活動し、88年に帰国。群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経て、97年NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。1979年史上最年少で北九州市民文化賞、2001年福岡県文化賞、2014年有馬賞を受賞。2020年度第33回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員。後進の育成にも力を注いでいる。

 

村尾 亘(むらお こう) 絵
1977年生まれ、東京都在住。多摩美術大学卒業。広告代理店勤務などを経て独立後、ニューヨークに1年滞在し、マンハッタンやブルックリンで個展を開催。毎日広告デザイン賞奨励賞(2003年)、二科展デザイン部特選賞(2003、2004年)。書籍装画やイラストなどを手がける。絵本の作品に『空をつくる』(小さい書房)、『メンドリと赤いてぶくろ』(安東みきえ作/KADOKAWA)がある。


 

篠崎史紀・文
村尾 亘・絵

 

ブックデザイン:bookwall

 

定価:本体価格1700円+税
ISBN 978-4-89815-581-3

2024年発行
仕様[B5変型/32ページ/上製]

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