ユネスコ(※)は、
「ネオ日本食」を見落としている。
(※)無形文化遺産に「和食」を登録
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「ネオ日本食」とは:海外から持ち込まれたはずなのに
日本で独自の進化を遂げ、わたしたちの食文化にすっかり
溶け込んでいる食べ物&飲み物。
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B級グルメ、せんべろ、町中華、ヌン活 ──
フード界の次なる最注目キーワードは「ネオ日本食」だ!
かつてパンケーキ・ブームを牽引したトミヤマユキコが見出した“新概念”。
本書は、その歴史・魅力・美味しさを徹底的に取材し描き切った、読みものとしても一級の渾身作です。
さあ、身近なのに広大な「#ネオ日本食」の世界へ!
[登場する店/会社/人とテーマ]
・「ホットケーキ」 珈琲ワンモア
・「パフェ」 浅煎りコーヒーと自然派ワイン Typica
・「たらこスパゲティ」 スパゲティ ダン
・「ランチパック」 山崎製パン株式会社
・「ホイス」 有限会社ジィ・ティ・ユー
・「餃子」 ホワイト餃子 野田本店
・「カツレツ」 ぽん多本家
・「カレー」 インタビュー=稲田俊輔
+ ナポリタン、名古屋めし等の論考も!
あなたの好きな、ネオ日本食はなんですか?
[プロフィール]
トミヤマユキコ
1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科に進み、少女マンガにおける女性労働表象の研究で博士号(文学)取得。現在、東北芸術工科大学芸術学部准教授。ライターとして、日本の文学、マンガ、フードカルチャーについて書く一方、大学教員として、少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。2021年から手塚治虫文化賞選考委員。24年からNHK高校講座「家庭総合」(NHK Eテレ)でMC。主な著作に『パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100』(リトルモア)、『40歳までにオシャレになりたい!』(扶桑社)、『夫婦ってなんだ?』(筑摩書房)、『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)、『10代の悩みに効くマンガ、あります!』(岩波ジュニア新書)、『女子マンガに答えがある「らしさ」をはみ出すヒロインたち』(中央公論新社)、『労働系女子マンガ論!』(タバブックス)、『文庫版 大学1年生の歩き方』(清田隆之との共著、集英社文庫)などがある。
- 書名
- ネオ日本食
- 著者
- トミヤマユキコ
- 装幀・装画など
- 写真:小野奈那子、トミヤマユキコ(P109、112、192、193)
イラスト:ワタナベケンイチ
デザイン:岩渕恵子(iwabuchidesign) - 仕様
- 四六判 並製 (天地188mm x 左右128mm x 束幅16mm) / 210ページ / 257g
- 発売日
- 2024年03月27日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-584-4 / C0095
- 定価
- 1,980 円(本体 1,800 円+税)