大好評既刊『ラブという薬』シリーズ第2弾!
いとうせいこうと星野概念が参加者のお悩みに悩み続ける、人生相談トークショウ。
青山ブックセンター本店で4度開催され、全回超満員、ついには8時間越えの「フェス」にまで広がった異例の大人気イベント「青山多問多答」が本になりました!
仕事や恋愛、人間関係、心の保ちかた…寄せられる相談に、ああでもないこうでもないと悩み続ける“寄合所”的イベント。
ぱっと読み「ゆるい」のに、辛い心をほぐすコツや、思いもよらぬ視点にハッとさせられるはず。
精神科医・星野さんならではの、きちんとした精神医学のターム解説も入って、内容充実です。
フェスにゲストで登場した、『統合失調症がやってきた』のお笑いコンビ・松本ハウスとのトークも貴重。
本でしか読めない語り下ろしの対談や、いとう・星野・松本キックによる書き下ろしも収録しています!
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星野:みんなで一人の人の話を聞いて、心配しているという形、すごくいいと思うんですよ。みんなで話を聞いて、みんなで考えると、いろいろな考え方がわいてきたり、ちょっとだけ孤独じゃなくなったりする。
いとう:俺、ものすごく落ち込んで、何をやってもダメだと思ってた時期に、なんでか知らないけど、人生相談をしたいっていうやつが来たのよ。そしたらさ、人って、誰か違う人のことを考えてるとき元気になるんだな、ってわかったの。
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読めばほっとする。
ちょっとだけ
一人ぼっちじゃなくなる、といいな
[プロフィール]
●いとうせいこう
1961年、東京都生まれ。編集者を経て、作家、クリエーターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。『ボタニカル・ライフ―植物生活―』で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』が三島賞、芥川賞候補となり、第35回野間文芸新人賞を受賞。他の著書に『ノーライフキング』『鼻に挟み撃ち』『我々の恋愛』『どんぶらこ』『「国境なき医師団」を見に行く』『小説禁止令に賛同する』『今夜、笑いの数を数えましょう』『「国境なき医師団」になろう!』など。最近ではダブポエトリーユニット「いとうせいこう is the poet」の活動も。以下はライブでよく読む自作詩。
「君が醜いとき 君は怒りを押し隠している/君が美しいのは 怒りとつながっているときだ」
●星野概念(ほしの がいねん)
精神科医・ミュージシャンなど。雑誌「BRUTUS」「ELLE gourmet」「群像」、web「みんなのミシマガジン」「cakes」で連載中。音楽活動は、コーラスグループ星野概念実験室、ユニットJOYZ、タマ伸也氏(ポカスカジャン)とのユニット「肯定s」の他、口ロロ(クチロロ)のサポートギターなども。
●トミヤマユキコ
1979年生まれ。ライター、東北芸術工科大学芸術学部講師。ライターとして日本の文芸、マンガ、フードカルチャー、ファッション等について幅広く執筆するかたわら、大学ではマンガ研究者として「少女マンガが女性労働をどのように描いてきたか?」を調査・研究している。著書に『夫婦ってなんだ?』(筑摩書房)『40歳までにオシャレになりたい!』(扶桑社)『大学1年生の歩き方』(共著、左右社)『パンケーキ・ノート』(リトルモア)がある。
- 書名
- 自由というサプリ 続・ラブという薬
- 著者
- いとうせいこう、星野概念
- 装幀・装画など
- 構成:トミヤマユキコ
スペシャルゲスト:松本ハウス
カバーイラスト:朝野ペコ
ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) - 仕様
- 四六判 並製 (天地188mm x 左右128mm x 束幅17mm) / 272ページ / 273g
- 発行日
- 2020年04月01日
- 発売日
- 2020年04月01日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-518-9 / C0095
- 定価
- 1,650 円(本体 1,500 円+税)