読めば、うっかりQOLが向上する。
くだらない!の中の金言。
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いとう:よくみうらさんがさ「俺が先に死んだらいとうさんが葬儀委員長だ」とかさ、「いとうさんが死んだときは俺がやる」とか言って笑ってたじゃん。もう笑いごとじゃないなって本当に思う。もう悲しいワケ、そのこと思ったら。
みうら:悲しいよね。でも、そこをどうにかするのがこのコンビじゃないかと思ってるとこもあってさ。
いとう:そこで笑いをお届けしないとね。
みうら:だって、そんなこと言ってる自分も行くんだから、そっちに。
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話す嬉しさと、聞く楽しみ。
「雑談」できる人がいるありがたさ──。
おじいさんになりきれない2人が、社会を脱いで雑談する。
***必読!スペシャルな「ご解説!」2篇収録***
「第一級の表現論、芸術論」──奥泉 光(小説家)
「雑談って“力”ではなく、付け加えるとしたら、“♡”なんじゃないか」──武田砂鉄(ライター)
メディアプラットフォーム・noteで配信中の人気番組「みうらじゅん×いとうせいこう 自主ラジオ ご歓談!」の爆笑回を厳選し加筆・修正。大充実の20万字!
[プロフィール]
みうらじゅん
1958年京都市生まれ。武蔵野美術大学在学中にマンガ家デビュー。以来、イラストレーターなどとして活躍。92年頃からみうらが用意したネタ写真をスクリーンに映し、いとうせいこうがツッコむという形式のトークイベントを開催(96年から『ザ・スライドショー』という名称に。二人とスライド機のスライからなるユニット『ROCK’N ROLL SLIDERS』を名乗る)、武道館公演も成功させた。近著に『マイ修行映画』『永いおあずけ』などがある。
いとうせいこう
1961年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業後、講談社に入社。退社後は作家、クリエーターとして幅広い表現活動を行っている。ジャパニーズヒップホップの先駆者としても有名。『見仏記』シリーズの書籍やテレビほか、共著『雑談藝』など盟友のみうらじゅんとは長年深い関係を続けている。『われらの牧野富太郎!』『「国境なき医師団」をもっと見に行く』『福島モノローグ』『想像ラジオ』(野間文芸新人賞)など著書多数。
- 書名
- ラジオ ご歓談! 爆笑傑作選
- 著者
- みうらじゅん、いとうせいこう
- 装幀・装画など
- 構成:モリタタダシ
ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) - 仕様
- 四六判変形 並製 (天地180mm x 左右128mm x 束幅28mm) / 336ページ / 341g
- 発売日
- 2023年09月27日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-578-3 / C0095
- 定価
- 1,870 円(本体 1,700 円+税)