歌人、エッセイスト、そして土人形作家として大注目の寺井奈緒美。
歌集『アーのようなカー』、短歌とエッセイ『生活フォーエバー』『おめでたい人』に続く、待望の最新エッセイ集!\短歌と土人形も/
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オノマトペ
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短歌・エッセイ・土人形!
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ピロピロ、もちもち、シャキシャキ、
ぴかぴか、ぼそぼそ、ビューン、どよーん、
キイキイ、わたわた、もちゃもちゃ、
ハラハラ、すん、バタバタ、びしょびしょ……
オノマトペに誘われて、
身のまわりのアレコレに目をやると、
日常はとってもオモシロイ!
ちょっと落ち込んで、
少し笑って、
変なものに目を奪われ、
奇妙な空想に救われて。
スイスイ読めて、ニヤニヤとほころぶ。
気持ちをゆるゆる緩めてくれる。
共感がヒシヒシ湧きおこる!
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◎ わたわたは可愛げがありカリカリも手懐けられそうな雰囲気はある。ギスギスは凶暴で手におえない
◎ オノマトペスイーツ界の大ボスがローソンにいる
◎ 豆乳と牛乳は混ぜていい、麻婆茄子に豆腐を入れていい、生めろんぱんをトースターで焼いてもいい……ほろほろと固定観念が解けていく
◎ 底がびしょびしょの肉まんが許せない
◎ 頼りになるからといってバタバタに多くを背負わせ過ぎてしまった……
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47のエッセイと短歌にくわえて、
オノマトペをテーマにした〈あわあわ短歌〉32首も収録。
カラーで収録した土人形48体に潜むオノマトペもぜひ探してほしい!
とぼけたカワイさがブームの予感。
そこはかとない可笑しみがたまらない。
他人のあわあわな日常がクセになる。
[プロフィール]
寺井奈緒美(てらい なおみ)
1985年ホノルル生まれ。愛知育ち、東京在住。歌人、土人形作家。2019年・第一歌集『アーのようなカー』(新鋭短歌シリーズ/書肆侃侃房)、2023年・短歌とエッセイ『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)、2025年・短歌とエッセイ『おめでたい人』(左右社)刊行。
- 書名
- 日々のあわあわ
- 著者
- 寺井奈緒美(文・土人形制作)
- 装幀・装画など
- カバー装画:玉川桜
土人形撮影:加瀬健太郎
デザイン:漆原悠一(tento) - 仕様
- 四六判 並製 (天地188mm x 左右128mm x 束幅17mm) / 220ページ / 282g
- 発行日
- 2026年01月11日
- 発売日
- 2026年01月15日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-615-5 / C0095
- 定価
- 2,200 円(本体 2,000 円+税)













