この百年、近代というおかしな時代に、 無数の小説と無数の雑誌が生まれた。 時代をリードしたのはどっちか? もちろん、雑誌だ。 その理由は、佐山一郎に聞いてください! 高橋源一郎 書き下ろし本文に加え、過去に執筆したさまざまな記事を厳選。私的なクロニクルはいつしか80年代以降の雑誌情況と合わせ鏡になる。伝説的雑誌編集長時代、のべ1,000人へのインタビュー、ライフスタイル、サッカーetc.尽きせぬ想いを縦横無尽に書き綴る「雑誌的人間」佐山一郎、渾身の一冊!! 「規格外の生き方や考え方、ジャンルの埒外のジャンルを求めて生きてきた。学校や塾が心から嫌いだったからこそ、雑誌や本が大切だった。不良、落ちこぼれが堂々と敗者復活できる“夢の砦”として雑誌はある(本文抜粋)」 すべての「雑誌好き」へ贈る、雑誌育ちによる、ちょっと早めの回想録。
- 書名
- 雑誌的人間
- 著者
- 佐山一郎
- 仕様
- 四六判 / 296ページ
- 発売日
- 2006年11月08日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-194-5 / C0095
- 定価
- 2,420 円(本体 2,200 円+税)