「中馬さんの写真には、映画館という生き物が写っており、
映画という宇宙が息づいている」
――山根貞男(映画評論家)
フィルムからデジタルへ。
この過渡期に、フィルムの最後の姿をつかまえに、
日本全国140を超える映画館を尋ね歩いた映写技師がいる。
圧倒的な迫力と情熱――。
映画館の椅子に身を沈めたときの心のざわめきと興奮を、
モノクロームの写真がとらえた。
なつかしき、あの素晴らしい時間が蘇る。
日本全国142のフィルム上映館を収録(うち51館が閉館または休館)、
300ページを超えるボリューム。
映画誕生120年の本年、日本映画史における貴重な資料を収めた一冊の誕生です。
[ 寄稿 ]
山根貞男(映画評論家)、
高井英幸(東宝株式会社相談役・元社長)、
小西康陽(ミュージシャン)
- 書名
- 映画館 中馬聰写真集
- 著者
- 中馬聰
- 仕様
- B5判 / 316ページ
- 発売日
- 2015年04月27日
- ISBN / Cコード
- 978-4-89815-399-4 / C0072
- 定価
- 3,960 円(本体 3,600 円+税)